ru-shi’s diary

素敵な勘違いで生きている

SNS誕生日登録を消すとお祝いメッセージはゼロになった。

私は友達限定公開で長い間SNSをやっている。

やり始めた頃は40歳くらい。あるイベントに参加したのがきっかけだった。

40歳、バツイチ、友達はみんな家庭持ちで、毎日、家と会社の往復だけだったのに、

イベントに出かけるたびにSNSでの友達がどんどん広がり面白くて仕方がなかった。

いいね!をもらえるのも嬉しかった。友達がたくさん出来たような気がした。

 

でも今、過去の思い出?のようなずいぶん前の記事をあがってくるのを見て思うのは

なかなか皆に囲まれて楽しそうに笑っている自分がいるけど

このころ、実は毎月のクレジット支払いでカツカツだったよなぁと思い出す。

安月給なのに週末になればイベントに参加する。

外食も派手にしていてまた旅行も行っていたので、毎月口座残が大丈夫か?が気になり

、お給料が振り込まれたら少しだけほっとしての繰り返しだった。

唯一、わずかだけど定期預金があったのが救いだったけどあまりにも

カツカツになってくると解約?までよぎるようになってたけど

なんとなくそれをしたら、もうおしまい?っぽく自分でも思っていた。

実家にいながら遊びほうけて40代でクレジットの支払いの心配をしている

自分がきっと本当は嫌で仕方がなかった。でも、自分でも気が付かないふりをして

過去の思い出の私が華やかそうに笑っているのをみると、痛々しい。

 

SNSでは、お誕生日を登録するとお友達に当日お知らせがいく。

もちろん私も登録していたので当時いたお友達84人(←少な笑)から

どんどんお祝いのメッセージが届き幸せな気分でいっぱいだった。

私も84人のお友達のお誕生日にはお祝いのメッセージを送った。

イベントに参加したらその月のお誕生日の数人をまとめてお祝いしてくれたし

もちろん私もする側にまわった。

何年かそんな事を続けていたけど、

ふっと、お誕生日の登録を消したらどうなるんだろう?と思い、2日前に消してみた。

 

当日、誰からもメッセージはこない( ̄▽ ̄;)。

唯一、昔からのお友達(SNSはやってない、子供も小さいので何年も会えていない

友達)からのお祝いメール1通だけがきた。

そして夜になると母がこっそり用意してくれたショートケーキを出してくれた(笑)。

 

私はあのころ、この↑二人に心からありがとうって言えたか?自信がない。

結局、お誕生日のお知らせがいかなければ84人のSNSのお友達は誰も私のお誕生日なんて覚えてないこと、そのことがショックで頭がいっぱいだったから。

(まっ自分も84人のお誕生日なんていちいち覚えてないんだけどね)

 

それをきっかけにリア充という言葉を意識するようになった。(古い?)

ただ毎日が華やかでキラキラしているお友達に囲まれて笑っていても

私は本当に充実しているのか?と。

SNSのお友達とギクシャクしだしたのもこの頃でイベントに行く回数も

減り始めた。

その頃にSNSのお友達とはまったく正反対の地味なおっと君と出会うことになる。

 

私の投稿はだんだんとおっと君とすごす地味なものになり(笑)いいね!の数もどんどん減る。

そんなキラキラしてない地味なものはみんないらないのね(笑)。

(84人のうち今でもリアルに合っているお友達の4人ほどだけが変わらずいいねしてくれた 少な笑)。

たかがSNS

頭でわかっているのに、それでも、おっと君との幸せな時間の投稿をしても何故か満たされない感があり、

でもそこから解放してくれる目から鱗のFBの記事が最近あった

 

野村 慶太郎さん

2023年9月26日の記事

(リンクの貼り方が解らなくてすみません)

 

一部抜粋↓

 

『「すげー!」「マジいいじゃん」「えらい!」「ありがとう!」

どんな言葉でもいい。

言われる100倍、自分の横の身近な人を承認する言葉を湯水のように投げかけれる人間でありたいと思う。』

 

抜粋したこの内容をリアルにやり始めてから

いつもおっと君に言う「ありがとう」や

おっと君が私に言う「ありがとう」がとても大事なものに思えてくる。

そして心が満たされていくのがリアルでわかる。

 

会うこともないSNSの人に軽くいいね!する代わりに

リアルに横にいるおっと君やリアルに合う数少ないお友達に

直接いいね!をしていくと本当に日常が輝きだすね。