ru-shi’s diary

素敵な勘違いで生きている

泣くとおっと君は悲しむから笑いながら泣いた。

少し前に、夏風邪をひいて(抗原検査は陰性)1週間ほど

普段の晩酌を控えていて、熱もさがり体調もいいので

そろそろ晩酌を再開しようかな?と思った時に

年下おっと君に「るしちゃん、もう一日控えたら?」と言われて

私は逆切れてた。

「えー、昨日、飲もうかな?と思ったけど明日まで我慢しよって

思ったのに・・そんなんなら昨日再開しよって言えばよかった・・

せっかく昨日は我慢したのに・・・」と

まぁ、酒飲みの逆切れです。私が文句タラタラ言ってる間、

おっと君は私の処方されたお薬を確認して、

「もう一日分だけあるんだからせめて明日からにしたら?って思ったけど

お酒飲めるようになったってことはそれだけ元気になったってことやね」

と折れてくれた。

そんなおっと君をみて切ないほど優しいから自分がとことん醜く思えて

超反省しながら「心配してくれてるのにごめんなさい」と謝る。

一週間ぶりのビールを飲みながら(笑)。

 

57歳で長い間務めていた会社を退職した日、

年下おっと君は、バラの花束と現金30万をくれた。

うちの家計は私が食費担当でそれ以外はおっと君の担当。

「いくら貯えがあるっていっても、再就職が決まるまでの間、口座残高が減っていくのは、るしちゃんの性格上、不安神経症になるでしょ?」って。

おっと君の優しさにふれておいおい泣いた。

 

この人、ほんとによく私なんかと結婚してくれたなぁって。

おいおい泣いた。

でも私が泣くとおっと君は悲しむから笑いながら泣いた。