ru-shi’s diary

素敵な勘違いで生きている

面接中に履歴書を突き返された(続・50代後半の転職活動)

約5カ月間の転職活動。

内、3ヵ月は在職中、2ヵ月は退職後の活動だった。

在職中にすぐ転職先が見つかると思っていたけど甘かった。

というより一番最初に応募した会社は、急募なので退職日まで

待てない・・という理由で不採用になった。

なので自分は世間的に需要があると一段と勘違いをした。

が、その後は、ことごとく不採用が続き落ち込むばかり。

転職先がみつからないまま退職日をむかえ、次の日からは時間はあるので

エンジンをかけて2.3社同時に応募した。

それでも不採用が続きかなり落ち込んでいた。

活動5か月目、更に体調を崩して(夏風邪)予定していた3社の面接を延期して頂いた。なにもかもが上手くいかない気がした。

(そのうちの1社は延期をお願いした時点で音信不通)

ようやく体調が整い、延期していただいたA社に面接へ行った。

が、面接会場を間違えるという失態(-_-;)。

にもかかわらず

従業員の方が、車ですぐにお送りします・・・と正しい面接会場まで

送って下さった。

車中で「縁があって採用されればいいですね」

と、話しかけてくださり、とてもいい感じだった。

面接時間をとっくに過ぎて到着した私は、

最初の面接日を延期していただいたこと、

今日会場を間違えて時間に来れなかったことをお詫びした。

いえいえ・・・って感じで咎められることもなく、

管理者他2名とても和やかに面接は続いた。

(どうしよう・・

明日面接予定のもう一社のほうが年収的には少し条件はいいんだけど

この会社、みなさん本当に親切でなごやかだから・・

ここに決めちゃう?

少しくらいの年収差より和やかで人間関係がいいほうがお勤めしやすいし)

と思い始めた。

 

そこで、管理者の方が、では来ますか?とおっしゃっていただいたときに

「実はもう1社明日面接予定なので明日まで待っていただくことは可能でしょうか?」

(やはり、明日の会社の雰囲気も確認してから決めよ)と

言おうとしたら途中の 実はもう1社明日面接予定なので...←このあたりで

遮られ、突然管理者が切れだした。

「採用するかどうかはこちらで決めます、そっちが決めるんではない」

と、渡した履歴書、職務経歴書ハローワークの紹介状まで突き返された。

そして最初に頂いた名刺も返してくれと言われ返した。

念押しのように

「今回はそちらからの辞退ではない、こちらからの不採用です」

と言われた。

私はいったいなにがおこったのかよくわからないままスゴスゴと

突き返された履歴書一式を鞄にしまい、部屋を出た。

出るときに一緒にいた他の面接官さんが

「暑い中来てくれたのにすみません」と声をかけてくださった。

 

( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)

 

たくさん不採用通知を受けてきた中でも稀に採用された会社2.3社

あったけど、「他社も受けていらっしゃいますか?」

と聞いてくだったのでそれが普通だと思っていた。残念ながら条件が合わず辞退したけど。

 

なので今回は驚き...怯え...そして家に帰る途中で怒りに代わってきた。

そのまま、家に帰るのはどうしても気持ちが収まらなかったので

ハローワークに寄り、あったことを全て話し、通常、先方へ渡さないと

いけない紹介状も突き返されたことを伝え、ハローワークへお返しした。

「私からの辞退ではなく、あちらからの不採用だそうですよ

 決めるのはあちらで私ではないようです」と。

ハローワークの職員さんは苦笑いしながら、

「決めるのはお互いなんですけどね・・・暑い中、わざわざ面接に行って

嫌な思いをしましたね.・・・」と慰めてくれた。

ちょっと気がおさまった。

 

管理者以外は本当に親切で明るくて思わず入社してしまうところだったよ。

(管理者も最後以外は、おだやかだったからあぶなかった笑)

思えば、最初の面接その日に発熱して、再度面接の日に会場を間違えるという

見えない何かが最初からそこへは行くなーとっ導いていたのかもしれない。

 

ここで、もう全ての凹む転職活動悪運を使い切ったのか

翌日面接の会社に即採用が決まった。

 

とても感じのいい管理者さんで、ほかのスタッフさんとも楽しそうにしていた。

面接中は終始笑顔。だれも委縮してる感がない。

 

今、振り返れば、あの切れてきた会社は、表向きは和やかでも

どこか誰かが委縮してる感があったよなぁ。

まぁ今思えばの話だけど。